時効が認められない場合
時効が認められない場合
一定の要件を満たすと、時効援用により、その支払義務を免れることができますが、逆に、ある一定の行動を起こしたが為に、時効が使えなくなるということもあります。
支払いをすると伝えてしまった場合
時効期間が過ぎているにも関わらず、支払いをすると伝えてしまった場合は、時効援用を放棄したのものとみなされ、支払義務が生じてしまいます。
一番多いのが、消費者金融から督促状が届き、そこの連絡先にすぐに電話をかけ、支払いをすると伝えてしまうケースです。この場合、例え少額でも支払いをしてしまいますと、時効の援用ができなくなります。
裁判所からの書類を無視した場合
裁判所から届いた書類を無視し、何も書類を出さなかった場合、訴えられた内容を認めたのものと見なされます。この場合、仮に時効期間が経過していたとしても、支払義務が生じます。
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